2013年7月13日土曜日

41生きた階段  西窪町の家


階段自体が、本やレコード、cdの置き場。
階段を広くして、2段分を一段にするとベンチにもなる

西窪町の家では、音楽コーナーの階段がベンチになり
ちょっとした観客席になっている。

スキップフロアだから、20人くらいのライブができる!

音の問題はあるけどね



2013年7月11日木曜日

41生きた階段 西窪町の家


スキップフロアの階段なので、高さ的にも座りやすい。
棚があり本などもあり。階段は憩いの場所となっている。

階段は単なる移動の場所、部屋じゃない、なんて思わずに。
使い方次第で、部屋的な使い方も可能だ。



2013年7月9日火曜日

46庇は美しい 中目黒の家


日本の雨の多さや、多湿の時の過ごしやすさを考えると
建物の外に張り出す庇は、生活を快適にするためには
重要な建築要素です。
近代建築はどちらかというと 四角い立体造形で、庇のようなものは
どちらかというと、二次的な扱い。

でも、日本の気候からは庇を積極的に、美しく取り入れたいものです。
中目黒の家の庇は、1.4mほど出ていますが、
軽くして二次的にせずに、しっかり主張させました。
以外といい感じだと満足しています。

2013年7月5日金曜日

48スキップフロア 西窪町の家


スキップフロアの住宅は、上下階の距離感がぐっと近くなるので
生活はいきいきとします。難点は暖房・・・
断熱性能を上げる方法と、簡易的な仕切りや建具をうまく工夫することで
対応しています。


2013年7月3日水曜日

1 玄関の間  目黒南の家

大きくはない、一般的な広さの玄関ですが
部屋として考えています。
ベンチも単に靴を履くためのものではなくて
庭をちょっと眺めるためのベンチ。
この余裕が、居心地良い玄関をつくりだいしています。
広い玄関にこしたことはありませんが、考え方を変えるだけでも
ちがってみえてきますね。


2013年7月1日月曜日

54防犯は視線

泥棒と防犯はいたちごっこ。
それは侵入技術にいかに対処するかということしか考えていないからです。
最終的な安心は、防犯システムを完璧にした塀で覆われた刑務所のような住宅です。



防犯は街づくりと言われるように、防犯は、盗みができそうもない環境をつくることこそが大切です。外部からの視線を遮るような壁や塀、植栽を避けることです。そうしながらも外部からは室内の生活様子がわかりにくい工夫が必要です。
住いは街とのつながりによって、住みやい住まいになるのです。

防犯というぼんやりした強迫観念から自由になるには、盗みの技術と向き合うのではなく
盗みの心と向き合わないとだめですね。