泥棒と防犯はいたちごっこ。
それは侵入技術にいかに対処するかということしか考えていないからです。
最終的な安心は、防犯システムを完璧にした塀で覆われた刑務所のような住宅です。
防犯は街づくりと言われるように、防犯は、盗みができそうもない環境をつくることこそが大切です。外部からの視線を遮るような壁や塀、植栽を避けることです。そうしながらも外部からは室内の生活様子がわかりにくい工夫が必要です。
住いは街とのつながりによって、住みやい住まいになるのです。
防犯というぼんやりした強迫観念から自由になるには、盗みの技術と向き合うのではなく
盗みの心と向き合わないとだめですね。